居抜き開業をおすすめする理由
1番大きなメリットは
- 時間(過去)を買い取ることができる
- 時間(未来)を速めることができる
という点です。
経験のある方ならご存知でしょうが、新規開業をするには・・・・・・
- 開業物件候補探し
- 物件契約、または購入
- 内装・造作など設備のデザイン設計施工(居抜き物件なら不要)
- 医療機器設備の導入(居抜き物件なら不要)
- 保健所・厚生局等 行政関係への届出
- 内覧会・マーケティング広報・スタッフ募集(居抜き物件なら一部不要)
- 開院
という流れになります。
居抜き物件の場合なら上記の③④⑥が不要となります。
新規開業で6000万円の開業投下資金で患者ゼロからスタートすると、新規開院から6000万円の売上げを作るのに恐らく2~3年位かかります。
居抜き物件の場合、
既に売上げが6000万円あるとしたら、2000万~3000万(譲渡価格)で購入できる場合があります。
その場合、既に6000万円の固定利益があって、新規開拓(マーケティング)を行うことによって、将来利益も見込めてきます。
そうなると、売上は現状維持のまま更に増収になってきます。
仮にこれに当てはめて2000万の譲渡価格で初年度から6000万(既存固定売上)+α の場合、固定経費(家賃、光熱費、人件費)が 40%で変動費(技工物、材料仕入れ代)が15%とすると、費用が55%で利益が45%となります。
ということは6000万x0,45=2700万の利益となり1年で2000万の投下資金を回収ということになります。
経済体力は、売上を作るのにかける時間が短ければ短いほど体力が増していく、しかし時間がかかればかかる程、体力は弱まってきます。
このように居抜き物件とは、新規開院からの空白の時間(売上が立ち上がるまでにかかる時間)を「買う」ことにより、既存の固定売上+α を継承後に得ることができるリスクの少ない投資法なのです。