デンタルクリニック向けレンタルプランについて
不動産付きのクリニックの場合は「土地・建物・造作物・動産設備」を含めた賃貸借契約、またテナント契約のクリニックの場合は「造作物・動産設備」の賃貸借契約ということになります。
歯科医院の場合、その特殊性から配管設備・造作物・動産設備ともに現状回復には多額の費用が必要となります。
また、自己所有の土地または借地、自己所有ビルのワンフロアーや区分所有権に歯科医院を造った場合に閉院後に他の目的で再利用することは困難です。
ですので、継続して歯科医院を運営してもらえる歯科医師に入居して頂くことが資産運用の効率化に繋がります。
歯科医院を貸すということは、閉院廃業後に動産設備機器・造作内装および不動産のこれらのすべてを賃貸し月額賃料として家賃収入を得る手法となります。
ただし、歯科医院を貸すということは、基本的には土地建物が全て売主様の所有の場合に可能となる手法となり、借地や建物が第三者の所有となっている場合には第三者の事前同意が必要となります。
クリニック向けレンタルプランには以下の選択肢がございます
クリニック居抜きモールでは貸主様のご意向をうかがったうえで、ご契約の窓口を広げるという意味から複数のご提案をせて頂く事が多くございます。
- テナントの賃貸借契約を家主と新たに契約し、造作物・動産設備を賃貸するパターン
- 居抜き歯科医院として造作物・動産設備は売却して、土地・建物を賃貸するパターン
- 居抜き歯科医院として造作物・動産設備・土地・建物 すべてを賃貸するパターン
上記のパターンを組み合わせ、売主様(貸主様)・買主様(借主様)双方の意見を伺いながら双方にとってより良いメリットのある形でのご契約が出来るようご提案させていただきます。
歯科医院の居抜き物件を売却・譲渡するという流れは
今後のスタンダードです
不確実性なこれからの時代、多額の借入を行ってクリニックを経営するリスクはできる限り回避するべきです。
診療所の特性上、経営者である院長先生の健康面如何で、ある日突然キャッシュフローが上手く廻らない経営に陥ることも予想されます。
つまり、いつでも撤退できる備えをしておかなくてはなりません。
こらからの開院は間違いなく「既存にあるクリニックを有効活用する」がスタンダードとなります。
また、後継者問題やご自身の健康面等に悩まれている先生方も多く、双方にとってメリットばかりです。
歯科医院を居抜き物件として売却・譲渡するということは閉院廃業時に機材・内装を譲渡し、テナントの場合は買主と家主の間で新たに賃貸借契約を締結して頂くことで、売主様はスムーズに継承できる手法となり様々なメリットがあります。
メリット1.譲渡価値を得られる!
閉院すると、内装や看板の原状回復費や設備機材の処分費など通常は200~300万円の費用が必要となります。しかし居抜き譲渡することにより、クリニックの売却代金を得ることができます。
メリット2.閉院コストが安い!
売却代金を得て収入とする以外にも歯科医院を買主に継承することで、本来必要な原状回復費や歯科機材処分費が不要となります。
メリット3.手間の削減!
現状ままの状態で売却が可能ですので手間が掛かりません。閉院し原状回復するためには解体業者・内装業者や設備屋など、また歯科機材は各メーカーに依頼しなければいけません。
メリット4.患者様やスタッフの継承により心配が減ります!
通院して頂いた患者様や働いてくれたスタッフが閉院後にどうなってしまうかという悩みも、次の先生に継承することで解決できます。
逆に引き継ぎをしないという選択肢もございます。買主の先生とご相談のうえ、引き継ぎの範囲・内容を決定していきます。